1990 Hermitage Blanc Chante Alouette / Chapoutier
先日、こちらのワインをあけました。
綺麗な濃いゴールドです。粘性があったのでアルコール度数を確認したところ14%ありました。
コルクには黄金色の酒石ががついており、良い感じに熟成されているのがわかります。
あんず、カリンの香りにかすかに桃、洋ナシの香りがします。マロングラッセや紅茶のニュアンスも・・・アタックから甘い果実の香りがして、ワクワクしてしまう香りです。
中盤からハニー、ナッツの香りが強く感じられここでまた桃の香りがふわっとします。少しジンジャーっぽい香りも。
口に含むとやはりアタックは甘い果実の香りです。1990と30年熟成していて丁度良い甘さが出てきたワインだと思いました。熟した果実の香りが口全体に広がります。
後半から少し良い苦味がしてきます。個人的にこの苦味が好きです。最初の甘みからスーと苦味が入ってくる。
粘性もあるのでオイリーなこともあり、この最後の苦味が全体をまとめているようです。
スワリングするとブランデーのような、シェリー酒のような香りがします。
なんとも上品で時間を忘れてしまうワインです。
グラスに迷いましたが、ブルゴーニュグラスを選択して正解だったと思いました。なぜなら、香りが上にふわっと広がり、甘みも感じられたからです。これがボルドーグラスであればもしかしたら香りが垂直的で甘みが出るまでに飲んでしまい勿体無い思いをしたのでは?と予想します。
シャンタルエットとは「歌うヒバリ」という意味らしいです。
以下インポーター 資料抜粋です。
M.シャプティエ
【 所在地 】フランス/コート・デュ・ローヌ 【 創立 】1808年
ローヌを代表するワイナリー M.シャプティエ
M.シャプティエ社は、1808年、ボルドーに次ぐフランス第2位のA.O.C.ワイン産地コート・デュ・ ローヌの銘醸地エルミタージュの丘の麓にあるタン・エルミタージュにて創業した、ローヌ地方 を代表するワイナリーです。 創業者ポリドール・シャプティエより7代目の現社長ミッシェル・シャプティエに至るまで、一貫 した家族経営のもと、畑を守り、テロワールを尊重するワイン造りを行っています。