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ロゼワインのつくり方〜知識を深めてワインを楽しもう〜

2020年3月13日

こんにちは、ニャンコです。ロゼ ワインのつくり方をご紹介します。

前回、白ワイン、赤ワインのつくり方のご紹介をさせて頂きました。

こちらの内容を参考にして割愛している部分があるので、知らない用語があったら見てみてくださいね。

 

ロゼ ワインのつくり方【4つあります】

いちごとロゼシャンパンは最高に合います

ロゼ ワインのつくり方は4つあります。

①「直接圧搾法」②「セニエ法」③「ブレンド法」④「混醸法」です。

ヨーロッパではほぼ直接圧搾法かセニエ法でつくられます。ブレンド法はシャンパーニュ地方でのみ許可されているためです。

イラスト描いてみました

詳しく説明していきます。

①〜③は黒ブドウ品種を使用します。④は黒ブドウ、白ブドウを使って醸造します。

イラストでは割愛していますが、一番最初に収穫、選果、除梗・破砕をしています。(詳しくは白ワイン、赤ワインのつくり方をみてください)

 

①「直接圧搾法」

黒ブドウを白ワイン製法で醸造していく。

黒ブドウで圧搾をし、淡く色がついた果汁を発酵させ、熟成、オリ引き、清澄、瓶詰め。

特徴:最も上品な淡い色のついたロゼワインが出来上がる

 

②「セニエ法」

黒ブドウを皮付きのままタンクに入れ発酵を始める。黒ブドウの皮から、赤い色素が果汁に溶け出す。(=マセラシオン)

醸造者のつくりたい色になったら果汁をタンクから抜き取る。

色のついた果汁のみを引き続き発酵させ、マロラクティク発酵、熟成、オリ引き、清澄、瓶詰め。

特徴:直接圧搾法に比べ、鮮やかな色のロゼをつくることが可能。醸造者のつくりたいスタイルによって、マセラシオンの期間を短くしたり(淡い色)長くしたり(濃い色)できる。

 

③「ブレンド法」

白ワインに赤ワインを加えてロゼをつくる。

特徴:ヨーロッパではフランスのシャンパーニュ地方以外は禁止されている。

 

④「混醸法」

黒ブドウと白ブドウを合わせて醸造する。醸造方法はセニエ法と同じ。

特徴:ドイツのロートリングという名前のワインが有名。③のブレンド法とは違い、それぞれのブドウを合わせて発酵させたもの

 

 

ワインショップで見かけるロゼ ワインは直接圧搾法またはセニエ法でつくられたワインだと思います。混醸法はなかなかみかけません。ブレンド法はニューワールドのロゼであればこの方法で作っている可能性はありますね。

製法によって飲み比べてみるのも面白いですよね。

 

 

いかがでしたでしょうか?ロゼ ワインには4つの製法でつくられるています。

醸造者がどの製法でつくるのかはつくりたいスタイルによって違います。そういうことを考えながら飲んでみるのも面白くないでしょうか?

 

 

 

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