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ワインの飲み方とは?【ワインを飲むのが初めての方向け】

 

友人にワインをもらったけど飲み方がよくわからない、ワイン好きな友達と家で飲むことになったけどワインの飲み方が知りたい。

 

こんなお悩みを解決します。

 

こんにちは、ニャンコです。

ワインのインポーター(輸入会社)に勤め、ワインエキスパートと世界の国際資格であるWSET Level2、3を取得した私が今回紹介します。

 

ワインをもらったけどどうやって飲むの?と困っている方へ

まず、ワインはそのまま飲みます。たまに氷を入れたり何かで割るの?と質問する方がいらっしゃいますが、そのままグラスに入れて飲んでください。

もちろん、飲みにくい、ちょっと飲んで飽きてきた時はオレンジジュースや炭酸飲料で割ったりと好きなように飲んでOKです。基本はそのまま飲みます。

 

それでは、ワインの飲み方を紹介していきます。

 

ワインの飲み方

ワインを飲む時に愉しむポイントは、色、香り、味わい、余韻この4つです。

 

ちょっと想像してみてください…ボトルからルビー色に輝く液体がグラスに注がれ、そのグラスから色んな香りがふわっと広がります。

しばらくグラスに注がれた輝く色、香りを愉しみましょう。次に口に含みゆっくりと味わいます。この時、鼻で呼吸するとより香りが広がりワインの味わいを愉しむことができます。ワインを飲んだら次は余韻を愉しみます残り香がふわっと感じるのか、スーッと消えるのかまたは長くつづくのか…それぞれワインによって違います。

 

では4つのポイントを愉しむべく、どうすればいいのか?を分解していきます。

<愉しむ> → <関わってくる条件>

色 → 空間、グラス

香り → 空間、グラス、温度

味わい → 空間、グラス、温度

余韻 → 空間

ワインを愉しむには空間、グラス、ワインの温度が重要ということです。

 

ワインを愉しむ空間とは?

ポイントは2つあります。

・照明

・強い香りがするものは控える

 

照明

ワインの色を愉しむためには、暗すぎると愉しみが半減してしまうでしょう。(色がよくわからないからです。)

とはいえ、ムーディーな雰囲気で飲みたい人もいるはず…

そんな時は間接照明だけではなく、テーブルにキャンドルを用意してワインの色が見えるようにすると良いですよ。

 

強い香りがするものは控える

ワインといえば香りです。香りが強いものは置かない、ワインに集中できる環境が良いです。

香りが強いものの例

香水、香りの強いハンドクリーム、お香、香りの強いルームフレグランス、カレー、ニンニク、キムチなど

料理もです。カレー、ニンニク、キムチなど強い香りがするものはワインの香りを愉しむ場面では避けた方が良いでしょう。

 

※強い香りの食材自体がNGというわけではありません。その場を楽しむためであればその食材を出しても問題はないです。ワイン好きの方が集まり、ワインを愉しむ会であればやめましょうということです。

 

 

ワインを愉しむためのグラスとは?

グラスをどうすればいいか…ワインを愉しみたいのであればワイングラスを準備しましょう。ワインを飲むためにあるグラスです。ワインの色、香り、味わい、余韻と全てに関わってくる部分でもあるので持っているとより愉しめます。

グラスの選び方は「【お家で楽もう】ワイングラスの選び方」をご覧ください。

 

ワイングラスを既に持っている方は、ワインを注ぐ前(準備の段階)に必ずグラスが綺麗かどうか、ニオイがついていないかを確認しましょう。

グラスが曇っていたりニオイがついている場合は洗い直します。グラスが曇っているとワインの色が台無しですし、グラスについたニオイでワインの香り、味わいが台無しになってしまうからです。

グラスのお手入れ方法については「ワイングラスのお手入方法【簡単、失敗しない】」をご覧ください。

 

そして、ワインを注ぐ量はグラスの1/3以下の量を入れましょう。ワイングラスの形状は香りを広げるためにあります。そのため並々と入れてしまわずに、グラスの一番膨らみのある部分より下までにすると良いです。

 

 

ワインを愉しむ温度とは?

ワインの香り、味わい、余韻にダイレクトに関係してくるのはワインの温度です。冷たすぎると甘味が隠れ、渋み、酸味が強く出てしまうし、ぬるすぎると甘味が強調されて全体的にぼやけた印象になります。

 

泡、白、赤でもそれぞれ軽め、重めなどにワインによって温度は違います。しかし、そこまで細かくなるとワインを愉しむ前に難しいと感じてしまうと思います…。

そこで、飲み頃温度はどんなワインを飲んでも美味しく飲める温度にまとめました。
冷やし方は常温(20〜25℃)からです。

以下を参考にしてワインを準備しましょう。

【泡】飲み頃温度6℃
冷やし方:冷蔵庫(4℃)で2、3時間前から冷やします。

【白】飲み頃温度8℃
冷やし方:野菜室(5〜8℃)で2、3時間前から冷やします。

【赤】飲み頃温度16〜18℃
冷やし方:冷蔵庫(4℃)1時間前に冷やし、飲む15分前に出して抜栓する。

 

泡と白は注いだ後、ワインクーラーにいれて温度をキープさせておくと良いですよ。

ワインクーラーは100ショップで売っているバケツに氷と水を入れてもいいですし、以下のグッズを購入してもいいです。(面倒でなければ冷蔵庫に立てていれ、都度出してもOK)

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

空間を整え、グラスを準備し、適切な温度にすることでワインを美味しく愉しむことができます。意外と簡単だと思った方、手がかかるなと思った方がいると思います。

とはいえ、ワインを飲むのにルールはありません。自由に飲んでいいのです。ただ友人を招いてお家で飲むこともあるでしょう。最低限、ワインの飲み方を知っていればさらに美味しく飲むことができます。

 

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