こんな疑問にお答えします。
こんにちは、ニャンコです。
10年間会社に勤め、2020年に退職しました。やらなければいけないことをまとめたのでご紹介します。
フリーランスとして開業するのであれば『裏技』もあるので参考にどうぞ。(よーく調べればわかるけど、ここまで調べない人が多く、もらえるのにもらえずいる人が多いです。)
退職後やることリスト【3つ】
退職後は2週間以内に手続きしなければならないことがあります。とはいえ3つだけなので構えずに平常心で手続きを進めましょう。
・年金の切り替え【退職後14日以内】
・健康保険の切り替え【退職後14日以内】
・失業保険の手続き
一つずつ解説していきます。
年金の切り替え
厚生年金から国民年金に切り替えます。
扶養に入る方は配偶者の勤務先が手続きをします。勤務先へ届を出しましょう。(扶養に入ると失業保険はもらえない場合があるので注意ください。)今回は上記の国民年金に切り替える場合の説明をします。
必要書類
・年金手帳またはマイナンバーカード
・退職日がわかる書類(資格喪失証明書、雇用保険被保険者離職票)
・印鑑
・本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)
書類がそろったら区役所へ
お住まいの区役所へ必要書類を持っていきましょう。場合によっては郵送でOKところもあるので「〇〇市 年金 切り替え」といったように調べて見ることをお勧めします。
健康保険の切り替え
健康保険は退職後3つの選択肢があります。
その①扶養に入る
その②国民健康保険に入る
その③任意継続
今回はその②国民健康保険に入るについて説明します。その①がお得ですが、失業保険が受け取れない場合があるので注意が必要です。
必要書類
・退職日がわかる書類(資格喪失証明書、雇用保険被保険者離職票)
・印鑑
・マイナンバーカードまたは本人確認書類
必要書類が揃ったら区役所へ
お住まいの区役所へ必要書類を持っていきましょう。
失業保険の手続き
会社を退職したら失業手当が出ます。(雇用保険の被保険者期間によってはもらえない、働ける状態の方が対象など受給条件はあります。)ハローワークに問合せをして確認しましょう。>>雇用保険の具体的な手続き
必要書類
・雇用保険被保険者離職票(-1、2)
・個人番号確認書類(マイナンバーカードなど)
・本人確認書類(運転免許証など)
・写真(最近のもの正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm)2枚
・印鑑
・預金通帳またはキャッシュカード
写真はピクチャンがおすすめです。スマホで写真をとってコンビニで印刷すればOK。料金は200円と安いのも嬉しいポイント。この写真は本人確認ができればいいので服装や髪型は気にする必要ありません。
必要書類が揃ったらハローワークへ
雇用保険被保険者離職票(-1、2)は会社から送られてきます。早くもらえれば失業手当も早く手に入ります。失業手当を受給しながら、今後の自分の人生を考えるのであれば早く欲しいところです。
2週間以上経っても届かないのであれば、会社へ確認の連絡を入れましょう。
退職前に「できるだけ早く欲しい」と伝えると早く手続きしてくれる可能性が高いですよ。
開業届を出すタイミング【裏技有】
失業手当てを受給しながら、個人事業主として開業することはできません。失業保険の手続き後、1ヶ月(期間はハローワークで確認必須)経ってから開業届を出すことで再就職手当金をもらうことは条件によっては可能です。
退職後の各種減免確認
国民年金、国民健康保険、と手続きすると自宅に請求がきます。正直こんなに払えないよ…と絶望する人もいるでしょう。
場合によっては減免、免除が可能なので確認していきましょう。
国民年金の失業による免除
手続きをしっかりすれば、受給資格期間として算入してもらえます。老後に年金をもらうためにもしっかりと手続きをしましょう。
健康保険の減免
自己都合退職であっても正当な理由のある場合は対象になる場合があります。例えば体調不良で止むを得ず退職するしかなかったなど、ハローワークでもらう雇用保険受給資格者証の離職コード(11、12、21、22、31、32、23、33、34)は対象になります。
他にも所得が一定額以下のときも減額されることがあります。区役所に問い合わせしましょう。
還付申告
払いすぎた税金の払戻を行うことです。税務署に問合せして見ましょう。「税務署 〇〇市」と検索すると電話番号が出てきます。
以上、退職してフリーランスになる人向けにやるべきことをまとめました。
あえて失業手当や再就職手当、各種免除をしないという選択をし自分にプレッシャーを与えるのも良いです。
フリーランスになるということは、自分で売上を作っていかなければなりません。とはいえ、もらえるものはもらっても問題ないです。国のルールに沿って生きれば良いのです。フリーランスになる方の参考になれば幸いです。