こんにちは、ニャンコです。今回は二次試験対策(テイスティング)の勉強法についてお話しします。
わたしもテイスティング力0から始めました。皆さんと一緒です。当時は白ワインはほぼ飲んだことなかったです。
独学で二次試験も突破は可能です。
その勉強法はというと、今からワインをテイスティングしていきましょう。
わたしはこれが効率よく、お金もかけず1人で合格までいける勉強法だと思います。
テイスティングは筋トレです。今から週に1回、2週間に1回でもいいので1本テイスティングしていってください。大会(二次試験)まで今から準備を始めるんです!
予算は大体2,000〜3,000円/1本くらいので十分です。(全国の受験生に同じ種類のワインを試験に出すことを考えると、安く、数も作られている(輸入されている)ワインを試験に出してきます。そのため、このくらいの価格が目安です。高くても3,500円までのものを準備しましょう。)
グラスは試験に使用するものと同じものを使いましょう。
テイスティングのお供はこちらの記事で紹介した本2冊を準備しましょう。
こちらは3回読んでください。できれば週末1回目のテイスティングする前に1回目が読み終わっているとベストです。
こちらの本はテイスティング後に自分のコメントがソムリエのテイスティングコメントのどれになるのか見つけるために使います。全ページ見るのも勉強ですが、全てのページを見てからというのではなく、テイスティングしてからその該当箇所を見つけて照らし合わせていうやり方が無駄がないです。
一次試験終了までは上記のやり方で勉強していってください。
一次試験終了後は対策本番です。
わたしが行った具体的な勉強はこちらの記事を参考にどうぞ。 二次試験対策にワインを買おうと思っているけど、どれを買おうか迷っている。具体的にどう勉強したのか知りたい。 こんなお悩みにお答えします。 こんにちは、ニャンコ ... 続きを見る
ワインエキスパート二次試験対策【試験2ヶ月前】
直前対策
直前は以下3つの行動がお勧めです。
その①松岡さん主催の二次試験対策講座に参加
その②各ワインスクール主催の二次試験対策講座に参加
その③自分で二次試験対策用ワインを購入し試験対策
二次試験の体験談は下記を参考にどうぞ。
-
【体験談】ワインエキスパート二次試験の注意点
ワインエキスパート二次試験当日のってどんな感じなの? こんな疑問にお答えします。 こんには、ニャンコです。2018年にワインエキスパート受験し合格しました。人 ...
続きを見る
①松岡さん主催の二次試験対策講座に参加
松岡さんがこの時期(毎年6月すぎくらいでしょうか?)になるとテイスティングの講座を開いてくれます。そこに参加する方法です。
わたしはほぼこの松岡さんのブログのみで試験に合格したと言っても過言ではないっていうくらい松岡さんには(勝手に)お世話になりました。
近くで開催しているようであれば1度参加してみると、感覚が磨かれると思います。1人でテイスティングは不安ですからね。試験近くになったらこういうプロの講義に参加するのも手かと思います。
1回だけではなく複数回いろんな地域でやってくださっていたので、1回の人数か満席だとしても、メールで問い合わせすれば、次回やるかどうか教えてくれるかもしれません・・・。(場合により増席してくださった時もあったと記憶しています。)
②各ワインスクールの二次試験対策講座に参加
単発で各ワインスクールが開催しています。大体一次試験終了の8月下旬から講座が開かれています。
わたしは【Academie du Vin】の「本番シュミレーション」という講座1回のみ参加しました。その名の通り、本番と同じ内容で本番と同じようにテイスティングします。本番直前の場慣れ用として申し込みしました。
わたしは本番で緊張するタイプの人間なので、この「本番シュミレーション」という講座の参加をしてよかったと思っています。
試験前の1ヶ月は毎週テイスティングの模擬テストを自分でやっていましたが、リラックスしている状態と緊張している状態とは違うのではと不安になりました。この本番シュミレーションのおかげで1度本番と同じような緊張感を味わっておけば、心にゆとりができると思います。
ちなみに土日の講座は各スクール人気でした。(先生が人気だった?というのもあるかもしれませんね。なので一次試験突破したらなるべく二次試験にそれなりに近くて行ける日に申し込みをしといたほうがいいです。迷っていると満席になります・・・。
③自分で二次試験対策用ワインを購入し試験対策
地方でどこの講座も参加は難しい、行ける講座が満席になってしまった。など講座に参加できない方、大丈夫です。松岡さんのサイトだけでもいけます。
わたしの友人は松岡さんのサイトのみで独学で一発合格しました。本も買わずにひたすら松岡さんのブログで学んで、自分でワインを購入または近くのワインバーに言ってブラインド出たしてもらって勉強したとのことです。
その方もワインは0から始めています。
近くにワインバーが無い方は、「ソムリエ試験対策 ワインセット」などとネットで検索すると6本〜12本セットで販売されています。検索して購入しましょう。
わたしはハーフサイズの10本または12本セットを購入して自分でブラインドで何度も練習しました。フルボトルだと味が変わってしまい勿体無いと思ったからと、白ワインは冷蔵庫に保管していたのでスペース的にハーフしか無理でした。以下のハーフボトルに甲州のハーフを追加しました。
値段的に1本1,000円前後とお手頃な割に品種ごとの個性がしっかりわかるのは「コノスル」です。こちらもおすすめです。試験前の確認用または、練習用で使うといいですよ。
友達にソムリエ試験受ける人がいれば、フルボトル購入して小瓶に移し替え交換している人もいます。「ソムリエ試験 小瓶交換」とネットで検索すると色々な人の体験談が書いてあります。わたしは違う試験で使いましたが、小瓶に移し替えるとブラインドもしやすいですし、量も正確、味も香りも変化しにくく驚きました。
小瓶は楽天で購入できます。蓋は樹脂を選択しましょう。
1本でテイスティンググラス半量入ります。そのため半量いれてブラインドテイスティングし、答え合わせするときも半量で確認することができます。必ず1本満タン入れるようにしましょう。酸化してしまいますから。
以上が二次試験対策になります。テイスティングの仕方についても徐々にブログに更新していきます。この時期(2月上旬)は休みの日にワイン(主要品種)を買ってテイスティングし、自分で感じたことをメモすることが大事です。
このメモが徐々に蓄積されていきます。テイスティングは筋トレです。
今からでもテイスティングを始めましょう。
P.S わたしは試験を受けると2018年の1月から決めていました。2月からはグラスを買って、ワインを買って、本を準備し、1人でテイスティングを黙々とし始めたので松岡さん主催の対策講座は参加しませんでした。
わたしがやったのは自分を信じて、松岡さんのブログをただひたすら暗記し、松岡さんのブログにある二次試験用のアドバイスを読み、本を読み、イメージを繰り返していました。
そして二次試験を受け、一発合格しました。
自分を信じて、松岡さんを信じてよかったと思ったのを今でも覚えています。
後日、松岡さんのお店にお礼がしたく食事をしにいきました。(松岡さんとは知り合いではなくネットで独学で勉強する方法を探し、松岡さんを知りました。その憧れの松岡さんに会って、直接感謝の言葉を伝えたかったのです。関東から大阪まで松岡さんへ会いにいきました。この話はまた後日にします・・・)
それくらい嬉しかったです。なのでみなさんにも合格して、喜びを分かち合いたいと思っています。