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2020年2月10日(月)にサントリー白州蒸溜所へ行ってきました。後編です。
前編はこちらの記事です。
こちらでは主に参加した【白州蒸溜所ツアー(有料 1,000円)約80分】内容を書いていきます。
その前後のランチや帰りについてもご紹介します。参考にどうぞ。
小淵沢駅につきランチをしようとお店を探しました。
特にリサーチしていないので地図を見て決めました。駅から歩いて3分位のお寿司屋さんです。
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観音寿司
お昼はランチメニュー一択のみでした。
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ネタが分厚くて大満足。
これで1,100円です。味噌汁だけではなく、煮物にサラダもついてお得です。
それから駅からタクシーで約15分前後で白州蒸溜所へ行きました。
予めネットで予約済みなので予約画面を受付で見せるだけ。今日は何で来たのか聞かれ(今日中に車を運転するのかも)しませんと伝えて緑の首かけ名札をもらいました。
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余談ですが予約せずに入ろうとした家族の方(幼児1人含)が試飲付きツアーに参加したいと受付の方に頼んでいましたが、断られていました。ツアー内容によって20歳未満の方は同伴不可なので確認してきた方が良いです。ただ、無料のツアーは大抵同伴できるので、試飲したければ場内にBARがあり、100円〜(安いですよ)飲むことができます。なのでそんなにがっかりしないでくださいね。(今回の家族の方がすごいがっかりされており、ちょっとかわいそうでした・・・)
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場内を5分位歩いて行きます。この自然の中を歩くのが気持ちいい!行った日は寒かったのですが、気持ちよかったです。空気も美味しくテンションが上がっていきます。
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敷地内は広いのでこうやって車が通っています
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建物が見えてきました。
ツアーまで15分位時間があったので先にお土産コーナーで時間を潰します。
白州はやはりミニボトルおつまみセットしかありませんでした。人気なんですね。
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集合場所の建物はウイスキー博物館
時間になったのでツアー集合場所に集まります。この時間は38名いました。カップルの方、ご夫婦の方、親子の方、友達できている方いろんな方がいます。
まずはモニターをみながら説明を聞き、次に醸造見学です。
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醸造所
醸造所に入るともろみの香りでしょうか・・・いい香りが漂ってきます。なんだか甘酒のような香りです。
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入ってすぐにウイスキーの製造工程の流れの説明を聞きます。そして原料「麦芽」と「ピーテッド麦芽」の香りの違いを体験し、ピートも触ることができます。
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奥にある茶色い泥の塊がピートです。塊だと無臭に近いです。そして軽い
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次に仕込み。実際の仕込槽を目の前にし、モニターの画面をみながら説明を受けます。
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こちらが仕込槽。洗浄中でした
麦芽を細かく砕き、温水と共に発酵槽に入れる。やがて麦芽はお湯に溶け、糖化酵素の働きで澱粉が糖にに変わる。これを濾過し、麦汁を発酵槽に入れます。(この時麦汁は甘いようです)
次に発酵です。発酵槽は全て木です。かなり大きいです。実際に発酵してぶくぶくしているところを上から見せてもらいました。約3日の発酵でアルコールは約7%とのこと。ビールとあまり変わらないです。ここから次の工程でアルコール度数を上げていきます。蒸溜ですね。
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その前にこの発酵槽、あまりにも大きく手入れも大変とのこと。新しい発酵槽を作る時は木を現場(この蒸溜所)に持ってきて組み立てているそうです。すごいですよね。だいたい1ヶ月かかるそうですよ。それでも木にこだわるのは、木にすることで乳酸菌の繁殖を助け、ウイスキーに独特の風味を与えるからです。白州に住み着く乳酸菌を効果的に利用するため木の発酵槽を使っています。ちなみにこの発酵槽高さ4.7mもあります。
次に蒸溜です。単式蒸留器(ポット・スチル)を使用します。実際に見ながら、説明してくれます。
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写真の左が1回目(初溜と言います)、右が2回目(再溜と言います)
蒸溜の目的は大部分が水です。そこからアルコールを分離させることです。エタノールは水よりも低い温度で沸騰します。(水が100℃に対し、エタノールは78.3℃)この原理を使ってアルコールを沸騰させ、その蒸気を集め、冷やして再び液化します。こうすることでアルコール度の高い液体になります。全部で2回蒸溜をします。
列にも似ているよで少し違ったポット・スチルがあります。これも味わいに違いが出ます。最後にブレンダーが白州の味になるようにブレンドするそうです。
お次はバスに乗ります。同じ敷地内ですが広いからだそうです。2、3分で貯蔵庫に到着。その前に案内の方に、「お酒の香りが強いです。そういう時はバスでお待ちいただくこともできますのでおっしゃってください」と言われます。(なるほど、だから20歳未満は同伴できないのね)実際に入るとウイスキーの芳香が強烈に香ります。すごいの一言。今日はこれでも控えめな方と案内の方がおっしゃっていました。毎日香りの強さが違うんですね。
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中に入ってまず樽の説明があります。貯蔵庫には樽に使用するホワイトオークがドーンと飾っており、このオークで職人さんが樽を作っていくそうです。ちなみに白州では樽作りは自社で行なっています。こだわりの強さがわかります。
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樽のパーツ。職人はひと樽約2分で組み立てる。接着剤不使用
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様々な樽が使われています
そして貯蔵庫ですがその名前のまんまウイスキーが寝かされております。
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この樽の管理はブレンダーさんがしており、樽の熟成具合を管理し、一番美味しい時に取りだすそうです。ひと樽ごと味わいが違い、熟成の進み具合も保管の場所によって違うそう。
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右の樽の方が熟成が進み量が減り、色も濃くなっていく
ウイスキーは樽の木目を通して呼吸し、量がすこしずつ減っていきます。古くよりスコットランドではこれを”天使の分け前”と呼んでいたそうです。「人間にウイスキーづくりを教えた天使が、その見返りとしてウイスキーを味見している」とも伝えられるそう。
こうやって年を重ねるごとに量が減りながらも美味しく熟成しているのですから、熟成期間が長いものが高い値段で売られているのは納得します。
ここまで説明を受け、バスに再び乗り今度はテイスティングです。
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テイスティングは原酒2種、白州、ハイボールと4種類試飲できます
飲み方は写真の通りです。案内の方が1種類ずつ説明をしながら試飲していきます。ここも良いポイントです。はいどうぞ、と4種を自分で説明を見ながらやるよりも、一緒に試飲していったほうが香りの発見や共感しあえて楽しいです。おつまみも食べながら試飲していきます。
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燻製スモークミックスナッツ美味です
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モニター画面で説明してくれます。ウイスキーの代表的な香りの説明
1種類目ホワイトオーク樽原酒
2種類目ライトリーピーテッド原酒
3種類目白州
4種類目白州のハイボール
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色も違います。左のほうが熟成が長いのですが、右よりも淡い色です
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ハイボールの作り方も教えてもらえます、爽やかで美味しく頂きました
全ての説明が終わり少しすると終了です。わたしは時間が足りなくて全て飲みきれませんでした。(お酒が強くないこともあって)
ちなみに運転する方はグラスのお土産をもらっていましたよ。ノンアルビールやジュースなど、説明中に頂いていました。
案内の方が質問があったらお土産コーナーやBARにいるので声かけてくださいと言ってその場は解散になります。
お土産コーナーにいく人やBARにいく人に別れました。私はお土産を見て・・・白州が買いたくてミニボトルとおつまみセットを買いました。そしてウイスキーボンボンも。白州蒸留所限定シングルモルトウイスキーは私が来た時にはすでに完売でした・・・泣
これは名前の通り白州蒸溜限定で購入できるウイスキーなのですが、ちょっと残念。到着が13時ごろなので午前中に入ってればもしかしたら買えたかもしれません。
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樽からできたグッズも販売されていました
それからBARへ。そのBARが安いのなんのって・・・全て15mlストレートで提供、食事はなしです。水は飲み放題。他ソフトドリンクはないです。
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BARの入り口
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BALLANTINE'S 17年 300円、響 21年 600円
飲み比べもしたいということで山崎、白州、知多(各100円)を注文し飲み比べ。
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知多はマイルドでほのかに甘い香りがします。白州に比べ落ち着いている味わい。白州は青リンゴのような爽やかに程よいスモーキーさ、山崎は結構インパクトのある華やかさとスモーキーさです。ブラインドで当てっこしましたが見事的中。香りにこれだけ特徴があるのは面白いです。
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BARのMenuの一部
ウイスキー好きで飲んでいましたが、こうやって飲み比べると色々な発見もあり楽しいです。響は知多、白州、山崎の原酒をブレンドして作られているということです。(案内の方に質問したところ教えてくださいました。)
これは是非、電車できてBARで飲み比べを楽しんで欲しいです。
お店が16時まで。出てからタクシーを呼びます。
この時間は混んでいたのかフリーダイヤルがなかなか繋がらず何度も連絡しました。(小淵沢駅から来てくれるので15分前後かかります)それから入場門まで待機。この待機時間が寒かった。もうちょっと中にいればよかったです・・・。ちなみに特急の時間を伝えるとタクシーの運転手はなるべく早く来てくれるそう(でも限界はあるのでその辺は計画的に呼んでくださいね)私たちは16時36分の特急あずさで帰れました。ギリギリセーフです。
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タクシー待っている間に周辺MAPを眺めたりしてました
帰りはほろ酔いなのでほぼ寝ていました。スヤスヤと。
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これがファクトリーショップで購入した品々たち