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ワインのボディとは

2020年3月17日

 

お店のワインメニューに書いてあるフルボディやライトボディって何?

 

こんな疑問にお答えします。

 

フルボディのボディってなにか?

 

フルボディのボディというのは、ワインが与えるテクスチャー(舌触り)の印象、口当たりとも言われています。

一つの成分ではなく、あらゆる構成成分が影響しあって生まれる全体的な印象がボディです。

 

 

ボディには3種類ある

 

ポイント

・フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディと3種類あります。

 

フルボディとは成熟したタンニンと強い風味を持つアルコールの強いワイン

ライトボディとは高い酸味と繊細な風味を持つアルコールの弱いワイン

ミディアムボディとはフルボディとライトボディの中間的なワイン。アルコールが高いが、タンニンが少なく風味が軽いワインなどがミディアムボディになります。

 

ボディに影響する要素

ボディに影響を与える要素

・アルコール

・糖分

・酸味

・タンニン

 

この中でも主にボディに影響する要素は「アルコール」です。

具体例としてどの要素がボディに反映されるか下記の通りです。

 

・高いアルコール = ミディアムボディ<フルボディ

・高い糖分 = ミディアムボディ<フルボディ

・高い酸味 = ライトボディ>ミディアムボディ

・多いタンニン = ミディアムボディ<フルボディ

・粗いタンニン = ミディアムボディ>フルボディ

 

タンニンは少し難しく、多いと思っても粗いタンニンだとコクを感じられません。ゆえにボディは軽く感じます。

 

なぜボディを知る必要があるか?

 

参考

ワイン選びの基準になります。

 

ワインはいろんな国々で何種類ものブドウ品種でつくられています。プロも知らない品種がたくさん世界にはあります。

そこでボディがワインショップやバルなどのメニューやPOPに表記してあることで、自分が合わせたい料理にどのワインが合うか探すことができます。(ボディの表記は義務付けられていない為、必ず表記されているわけではありません)

また自分がこのワインはフルボディだと感じたとすれば、次回しっかりとしたソース料理にそのワインを選ぶことができます。

 

フルボディにはしっかりした煮込み料理、複雑なソースがかかった料理
ライトボディには素材を生かしたシンプルな料理

こうやって食事と選ぶ基準としてボディがわかれば料理とワインを合わせることができます。

せっかく合わせようと思った料理にワインのボディが弱く圧倒されてしまう、逆にワインのボディが重すぎ、料理の味わいが圧倒されてしまうというと悲しいですよね。

 

もちろん、ソムリエがいるワインショップやバルで迷ったりしたらソムリエを頼るのがベストですが、自分で選ぶ楽しみも増やしたいところ。

ボディの意味がわかれば、あなたもワイン選びにハズレがなくなります

 

ボディの好み

人によってフルボディのワインが好き、ライトボディのワインが好きと好みが違います。

そしてフルボディだから高級ワイン、ライトボディだから安いワインというわけでもありません。ライトボディでも高級ワインということはあります。

 

どんなワインが好きですか?と聞かれたときに「フルボディの赤ワインが好き」と女性が言ったらあなたは迷わず「カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨン」を選んであげましょう。きっと喜びます。「オーストラリアのシラーズ」も果実味が溢れ色合いも濃く飲みごたえのあるワインです。

逆にライトボディのワインが好きと言われたら「日本のマスカットベリーA」はチャーミングなストロベリーの香りで軽やかな味わいなので選んであげましょう。

ボディを知ればワイン選びがもっと楽しくなります。

 

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