Contents
2005 Comtes de Champagne Blanc de Blancs /TAITTINGER
色はミディアムレモン。香りは蜜リンゴ、甘やかなカリンの香りがトップにくる。そしてピンクグレープフルーツの香りにモカやカスタードクリームのニュアンス、香ばしいキャラメルの香りもほのかに香る。
泡がきめ細かく、液体に馴染んで一体となって口全体に広がっていく。
そして余韻は長い。
泡と液体の一体感が素晴らしく、これがティタンジェの実力なんだと思い知らされる。
最近若いシャンパンを飲んでいたせいもあって、余計に驚いた。
テクスチャーが滑らかでカスタードクリームのニュアンスが口全体に広がるや否や、しっかりミネラルも感じるのだから、ずっと飲んでいたくなる。
グラスはシャンパングラスがやはり合った。(ピノグラスだと香りが逃げてしまったから)
基本情報
生産者:ティタンジェ
原産国/地域:フランス/シャンパーニュ地方
タイプ:泡
品種:シャルドネ100%
アルコール度数:12.5%
ティタンジェの畑
マルヌ県のコート・デ・ブラン(クラマン、アヴィズ、シュイリー、オジェ、メニル=シュール=オジェ)からヴァレ・デ・マルヌ、モンターニュ・ド・ランス(アンボネー、マイイ=シャンパーニュ、リリー・ラ・モンターニュ)までを網羅。288ヘクタールの広さがある。
シャルドネ37%、ピノ・ノワール48%、ピノ・ムニエ15%の比率で栽培
グラン・クリュの原料になる良質なシャルドネはコート・デ・ブラン
ピノ・ノワールはモンターニュ・ド・ランス
ムニエの区画はヴァレ・デ・マヌル、マシフ・ド・サン=ティエリーに位置している。
45%を自社ぶどう畑で栽培。長期的な信頼関係を築きビジョンを共有するパートナーから原料のぶどう、あるいは厳選したワインを購入することで自社栽培以外からの原料を賄っている。
50年前から自社畑90%にマサル選抜でのぶどう栽培の選択をしている。クローン選抜の区画では約10種のクローンを栽培し、マサル選抜の区画では異なるぶどうの木を約数100本植える。優秀なぶどうの枝を切って挿し木で数を増やすことで、テタンジェのぶどうの複雑性、個性、そして真の遺産であるテロワールの味を守っている。
Comtes de Champagne
1952年、代々のシャンパーニュ伯爵、特にティボー伯爵への敬意を表して「コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン」を製造。
プレミアム最高キュヴェ。シャンパーニュ地方で最高級のシャルドネが栽培されるコート・デ・ブランのグラン・クリュ(アヴィズ、クラマン、シュイリー、 メニル=シュール=オジェ、オジェ)から収穫されたシャルドネのみを使用している。
当たり年のみ製造されるキュヴェ。
このワイン、2日間かけて頂きました。
コレクションも素晴らしかったけど、コントドシャンパーニュも素晴らしい。
ティタンジェに訪問したくなりました。
自分で造れるわけでも、繋がりを持ちたいわけではないけれど
自分にとって美味しい、また飲みたい、と強く思った生産者のところに行ってみたいという気持ちが強いです。
なぜでしょうか・・・。行って何か聞きたいという何かはないのですが、このワインが生まれた故郷を見たい、その造り手に会ってみたいのです。
素晴らしいワインがどうやって造られているか自分が納得したいのかもしれないです。