Wine memo

2016 リースリング リート・ロイベンベルク/ピヒラー・クルツラー

2019年11月10日

2016 Riesling Ried Loibenberg/Pichler Krutzler

グラスに注ぐと酒石がグラスに広がり、まるで天の川のようになる。

みているだけで綺麗。

中程度のレモン色。

開けたては閉じている様子。ミネラル、アカシア、レモン、そしてなんだかビワのような香り・・・香りというかビワのような熟していない洋ナシのような食感を連想させる香り・・・

酸が高く、ミネラルも口の中に広がる。こんなに強い酸とミネラルがあるにも関わらず、強調しないのはブドウの甘みがあるからなのかもしれない。バランス良い。

口に含むたびにどんどんエネルギーが出てくる。

香りもどんどん広がっていく。

 

10分もすると香りが全然違う・・・

果実、マルメロのように甘い香りが出てきて、より小石のような香りも一緒になる。ほんのりふわっと火打石の香りも感じる。口に含み飲み込んだ後、鼻に残るフレーバーが茶葉っぽい。上質な紅茶の茶葉のよう。

なんて品のあるリースリングなんだろう。

 

オーストリアのヴァッハウの東部にワイナリーを構えている生産者。F.X.ピヒラーという名前はご存知の方もいるかと思うが、その娘が立ち上げたワイナリー。

オーストリアといえばグリューナー。もちろんグリューナーも造っている。しかしここの生産者は素晴らしいリースリングを造っているので今回はリースリングを勧めたい。

評価誌からも高い評価を受けている。ワインアドヴォケイト95。

6000円ちょっとで時間を忘れられるワイン が飲めるのは幸せ。

まだ少し残っているので日にちが経った後どのようになっているか記録していこうと思う。

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