Wine memo

2008 シャトー・ポンテ・カネ

2020年2月8日

2008 Chateau Pontet Canet 

久しぶりのBordeaux wineです!

ブラックベリー、ラズベリー、バニラ、ハーブ、コーヒーの香り

一口目、酸が高いというのが第一印象。まだ開けるのは早かったかもとちょっと後悔。Bordeauxって飲み頃が難しいな・・・当たると感動するが、ちょっとでも早すぎるとこうだもんな〜と思いました。

二口目、あれ??もう変わってきたちょっとスワリングしただけなのに。

香りにツヤが出てきてきました。これは期待できる!と思っていましたが、香りが良くても味わいが本領発揮されていないような・・・とはいえPnteCanetを飲むのは2回目だし経験値が低すぎると思いました。

 

そして半分くらい残し二日目です。

グラスに注ぐと甘やかな香りが広がります。

今日は期待できると思ったところ・・・あれ?酸が高い気がする。(昨日と同じじゃない…)まるでベリー系のコーヒーのようです。(コーヒー好きな方わかりますかね?)

中間から甘みが出るかと思いきや、詰まってしまった。

結論、まだ早かった・・・。

以前1994VTの時は(昨年飲みました)少し落ちていたので、予想は2000VT前後が私の好みかもしれない。次2000VT前後を飲む機会があったら絶対に飲もう!と決意しました。

 

とはいえ、早く開けても、美味しいワインは美味しいです。笑

 

 

シャトー・ポン・カネ

第5級にして第1級格付けに並ぶ好評価をえているシャトー。

メドックの格付けシャトーとしては最大の生産量であり、第1級シャトーシャトーであるムートン・ロートシルトのすぐ向かいという絶好のロケーション。ただ、1994年前は評価があまり良くなかった。

1994年以降、オーナーを見ればわかるように、勢いを取り戻し、こだわりが表れ始めた。醸造用のセラーが完全に一新され、あまり出来のよくない槽が出た時のためにセカンド・ラベルが導入され、新樽の比率も高められた。また、機械による収穫は取りやめられた。

1994年以降のポンテ・カネは、メッドクでも有数の成長株となっている。

Bordeaux第4版より引用

ボルドーの歴史は調べると面白いですね!

場所が良くても造りが良くなければ良いワインはできないということ。

メドック格付けで初めてビオディナミに転換し成功を収めています。

2004年から14haの畑で取り組み始め研究していったそうです。

そして2009と2010VTは2年連続でパーカーポイント100点を取得。

収穫は区画に分けた収穫ではなく、「区画を性質によってさらに2〜3つに分けた小区画ごとの収穫」を行い、収穫したぶどうの房が潰れないように浅いトレーで運ばれます。選果は人の手で2回行う。

2005年に大掛かりなセラー改築。小型で円錐形コンクリートタンクの導入。発酵にはコンクリートタンク、木製のタンク両方使用。天然酵母を使う。発酵は2〜3週間、マセラシオンは平均4週間。

熟成は1/3はコンクリート製アンフォラ、基本はオーク樽。アンフォラはポンテ・カネの畑の土を含んだ特注品。平均新樽50%が使用される。最長16ヶ月熟成。

 

P.S こういうワインのブログは主に備忘録としてブログで記録しています。

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